ヴォルフガング・ティルマンス「Moments of life」@エスパス ルイ・ヴィトン東京
カッコイイの一言につきる。
そして、作品制作についてビデオで語っている事が、いちいち腑に落ちるというかなんというか。。。
とても考えて創っているのと、全然別世界の人みたいだ。
語り口は柔らかく、理論的、押しつけがましくなく、穏やか。
ビデオの中で
「額装しない作品を、単なる紙ぺらとして展示する事で
この物体の事を更に理解し把握し易くなるわけです」
「写真とはモノと化したイメージなのであるという訳です」
「私にとって写真とは、極端に薄いキューブなのです」
などなど。。。1回観るだけでは勿体ない。噛んで自分に落とすには
100回は見ないと。
今回の作品で「草上の昼食」と「ベルヴェデーレのトルソー」を模した(と言っていたような)作品が2点あるんですよ。と、係の方が教えてくれた。
「写真と比べてみて下さい」と、ティルマンスが言っていたそう。
あーーー!!確かに似ています!
何故、こうしようとしたか訊きたい。
もう1回観にいきたいなー。オススメです。
大きすぎて全景が入らない
「草上の昼食」と「Summer Party」
「ベルヴェデーレのトルソー」と「Torso」
クリップで釘かっこいいなー。
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