ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展
有名な《窓辺で手紙を読む女》を修復したら、キューピッドの画中に現れたという、
話題性たっぷりの画を観に行ってきました。
観る前はあまり期待しなかったものの、実物はこれアリと、思わせるような画でした。
修復前のレプリカと、修復後の作品が90度で展示され、見比べるようになっていたのも良かった。
キューピットが居ない画は、空間に想いを馳せれるし、
キューピットが居る画は、物語のストーリーが厚みを増す。
誰がどんな意図があって塗りつぶしたのかは不明だが、作家の意志を塗りこんでしまったのはいただけないと思う。
そして、やはり画は受け取れるものの濃度が濃いので、実際に観るに限る!
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